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岩村亮です。 当サイトにアクセスして頂いて、誠にありがとうございます。 このサイトでは、短編小説をアップしております。現在の更新ペースとしては、四分割(時々五分割)した短編小説を、毎週月曜日に上げるような形となっています。なので、月一で一つ... -
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[ノンフィクション小説]青空に描いた祈り -チョンミョンソク牧師に重ねた理想像-
*** 『英雄はいる。――誰かの空想の中に』 それが、少年が心の中に導き出している答えだった。 文明が発達し、わざわざ遠く足を運ばずとも世界と繋がることが出来るこの現代、自分の立場を放り出して、危険な地へと赴き、手を差し伸べる人はいない... -
小説
[小説]空の空①
*** 芥川ソラネは今世間の注目を集めている芸能人だ。 細やかな肌にキリッとした目つき、小さな顔に対してバランスの取れた身長、人に好かれる愛嬌、演技力、挙げればキリがないほどの天賦の才をソラネは有していた。 そのおかげもあって、十九... -
小説
[小説]浜辺に佇む④
・浜辺に佇む① ・浜辺に佇む② ・浜辺に佇む③ *** 二人でお泊り会をする時、梨乃はいつも私よりも早く寝てしまう。そして、梨乃が一度寝たら、大抵のことをしても目を覚ますことはなく、夜を明かすことになる。そうなると、寝つきの悪い私は、眠くな... -
小説
[小説]浜辺に佇む③
・浜辺に佇む① ・浜辺に佇む② *** 夜の浜辺は、昼とも夕方とも違う、どこか幻想的な雰囲気に包まれていた。 澄んだ空気、純粋さだけが残されたような綺麗な海、宝石を散りばめたかのようにキラキラとしている砂浜。 「あんなにもガヤガヤしていた... -
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[小説]浜辺に佇む②
・浜辺に佇む① *** 海のさざ波と一定のリズムを刻むささやかな寝息だけが響く、月明かりが灯る部屋。 眠る事に対して最適解とも呼べる部屋にも関わらず、私は全く寝付くことが出来なかった。 その原因である親友の梨乃は、私の心の荒波なんて気... -
小説
[小説]浜辺に佇む①
*** 「……いててっ」 宿のシャワーをを浴びていると、小麦色にこんがりと焼けた肌がやけに痛く感じた。 日光を浴びれば更に痛くなるし、冷水を浴びても痛みは更に増していく。日焼けによって敏感になった肌は、些細な刺激さえも感じ取っては感度を... -
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[小説]Escape from⑤
・Escape from① ・Escape from② ・Escape from③ ・Escape from④ *** あれだけ縋るように助けを求めていたはずの声。 いざ再び僕の耳に響くと、まず僕の脳内を襲った感情は無理解だった。僕のスマホに着信が届くわけがないのだ。 だって、そうだ... -
小説
[小説]Escape from④
・Escape from① ・Escape from② ・Escape from③ *** 僕の趣味はハイキングだ。山に登って自然に触れると、日常で蝕んでしまった毒が抜かれるような感覚がある。無事にリフレッシュした僕は、また日常に戻って生活を営んでいく。 そうなれば良いの... -
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[小説]Escape from③
・Escape from① ・Escape from② *** ――この樹海から生きて抜け出す。 そう希望を抱いて、いったいどれくらい経っただろう。 「半日か、一日か、もしくは……」 それ以上の可能性もある。 陽射しが差し込まない樹海は、今が夜なのか昼なのかも曖... -
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[小説]Escape from②
・Escape from① *** 趣味のハイキングをしている最中、僕はスリルを求めて、正規ルートから離れて山奥に進んだ。その結果、奥へ奥へと進んでいく内に、樹海にまで至ってしまった。 東西南北が分からず、誰にも助けを求めることが出来ない中、僕は... -
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[小説]Escape from①
*** 樹海というのは、この世にありながらも、どこかこの世離れしている場所だ。 視界は樹木に覆われて方向感覚を狂わせ、日が差し込みにくいことから時間感覚も狂わせる。体力も気力も消耗されていくのに、食も睡眠もまともに取ることが出来ない... -
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[小説]窓から見た世界④
・窓から見た世界① ・窓から見た世界② ・窓から見た世界③ *** 僕はずっと外の世界に憧れを抱いていた。 同じ部屋、しかもそれが病室ともあれば、息苦しさを憶えて抜け出したくなるのは当然だ。けれど、僕の体の免疫機能は不完全で、外に出てしま... -
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[小説]窓から見た世界③
・窓から見た世界① ・窓から見た世界② *** 命が芽吹く瞬間は、あまりにも美しく、尊いものだ。 しかし、一番大切なのは、芽吹いた後にどう育てていくか、だと思う。 命が芽吹いたからといって、その喜びだけを享受するようにして、あとのことを... -
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[小説]窓から見た世界②
・窓から見た世界① *** 生きとし生きるものが、共通して絶対に辿り着く運命がある。 それは『死』だ。 時間の経過と共に、刻一刻と命を消耗していき、いつしか命が尽きるようになる。そうなってしまえば、今まで積み重ねてきたものは全てなくな... -
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[小説]窓から見た世界①
*** 僕が一日の大半の時間を費やしているこの部屋からは、隣の公園の広場を見下ろすことが出来る。 都内でも大きいことで有名なこの公園には、多くの人が足を踏み入れている。友達同士でボール遊びをする人、ひたすらにジョギングをする人、親子...
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