記事一覧
-
未分類
[ご案内]当サイトの説明
岩村亮です。 当サイトにアクセスして頂いて、誠にありがとうございます。 このサイトでは、短編小説をアップしております。現在の更新ペースとしては、四分割(時々五分割)した短編小説を、毎週月曜日に上げるような形となっています。なので、月一で一つ... -
小説
[ノンフィクション小説]青空に描いた祈り -チョンミョンソク牧師に重ねた理想像-
*** 『英雄はいる。――誰かの空想の中に』 それが、少年が心の中に導き出している答えだった。 文明が発達し、わざわざ遠く足を運ばずとも世界と繋がることが出来るこの現代、自分の立場を放り出して、危険な地へと赴き、手を差し伸べる人はいない... -
小説
[小説]守りたいもの②
・守りたいもの① *** 「泰喜、またしょげてるのか?」 靖にぃと慕っていた靖彰兄ちゃんは、近所でも親しみやすいことで有名な大学生だった。年齢は十五くらい離れているのに、誰に対しても分け隔てなく接してくれた。 当時の俺は、今と違って何に... -
小説
[小説]守りたいもの①
*** とある山の中の、大の大人が二人も入れないような小さな穴。しかし、子供であれば四、五人くらいは優に入ることが出来るような大きさだ。 この何でもないような小さな穴が、俺にとってはかけがえのない場所だった。 何故そんな場所が俺にと... -
小説
[小説]空の空⑤
・空の空① ・空の空② ・空の空③ ・空の空④ *** 芥川ソラネにとって、胡桃沢ソラノと過ごした過去というものは、もう二度と掘り起こしたくもないものだった。 ソラネとソラノは多くの日々を過ごし、ソラネは少しずつソラノに心を許し始めていた。 ... -
小説
[小説]空の空④
・空の空① ・空の空② ・空の空③ *** 芥川ソラネは芸能界で早くに大成したが、当然下積み時代も経験している。 ソラネが芸能界を目指そうと固く決心したのは、高校を卒業するにあたって進路を迫られた時だ。ソラネはこのまま普通に大学に進学して... -
小説
[小説]空の空③
・空の空① ・空の空② *** 芥川ソラネは世間の注目を集めていた芸能人だ。 細やかな肌にキリッとした目つき、小さな顔に対してバランスの取れた身長、人に好かれる愛嬌、演技力、挙げればキリがないほどの天賦の才をソラネは有していた。 しかし... -
小説
[小説]空の空②
・空の空① *** 芥川ソラネが所属する事務所は、都心のオフィスビルの一フロアを利用している、割と小さめな事務所だ。 しかし今、その事務所の中が騒然としていた。引っ切り無しに鳴り響く電話、その電話の対応に追われる事務員の声、加えてパソ... -
小説
[小説]空の空①
*** 芥川ソラネは今世間の注目を集めている芸能人だ。 細やかな肌にキリッとした目つき、小さな顔に対してバランスの取れた身長、人に好かれる愛嬌、演技力、挙げればキリがないほどの天賦の才をソラネは有していた。 そのおかげもあって、十九... -
小説
[小説]浜辺に佇む④
・浜辺に佇む① ・浜辺に佇む② ・浜辺に佇む③ *** 二人でお泊り会をする時、梨乃はいつも私よりも早く寝てしまう。そして、梨乃が一度寝たら、大抵のことをしても目を覚ますことはなく、夜を明かすことになる。そうなると、寝つきの悪い私は、眠くな... -
小説
[小説]浜辺に佇む③
・浜辺に佇む① ・浜辺に佇む② *** 夜の浜辺は、昼とも夕方とも違う、どこか幻想的な雰囲気に包まれていた。 澄んだ空気、純粋さだけが残されたような綺麗な海、宝石を散りばめたかのようにキラキラとしている砂浜。 「あんなにもガヤガヤしていた... -
小説
[小説]浜辺に佇む②
・浜辺に佇む① *** 海のさざ波と一定のリズムを刻むささやかな寝息だけが響く、月明かりが灯る部屋。 眠る事に対して最適解とも呼べる部屋にも関わらず、私は全く寝付くことが出来なかった。 その原因である親友の梨乃は、私の心の荒波なんて気... -
小説
[小説]浜辺に佇む①
*** 「……いててっ」 宿のシャワーをを浴びていると、小麦色にこんがりと焼けた肌がやけに痛く感じた。 日光を浴びれば更に痛くなるし、冷水を浴びても痛みは更に増していく。日焼けによって敏感になった肌は、些細な刺激さえも感じ取っては感度を...
1