-
[ご案内]当サイトの説明
岩村亮です。 当サイトにアクセスして頂いて、誠にありがとうございます。 このサイトでは、短編小説をアップしております。現在の更新ペースとしては、四分割(時々五分… -
[ノンフィクション小説]青空に描いた祈り -チョンミョンソク牧師に重ねた理想像-
*** 『英雄はいる。――誰かの空想の中に』 それが、少年が心の中に導き出している答えだった。 文明が発達し、わざわざ遠く足を運ばずとも世界と繋がることが出… -
[小説]運命の道③
・運命の道① ・運命の道② *** 世の中というものは、行き当たりばったりで渡り歩けるものではない。 自分一人で衣食住を完結出来るなら何とかなるかもしれないが… -
[小説]運命の道②
・運命の道① *** 紆余曲折がありながらも、本島の東半分を巡り終わった。残すところもあとは、 「西日本だけ、か」 この日本一周も半分ほど終わったと思うと、… -
[小説]運命の道①
*** 生きていくと、人は必ず何度も何度も分かれ道に立たされる。 その選択によって、自分がどこに辿り着けるかどうかが決まっていく。 だけど、俺は思う。 … -
[短編小説]スパイスひとつまみ④
・スパイスひとつまみ① ・スパイスひとつまみ② ・スパイスひとつまみ③ *** ごちゃごちゃとしている混雑した空間の中、半径二メートルだけは静謐とした厳かな空気… -
[短編小説]スパイスひとつまみ③
・スパイスひとつまみ① ・スパイスひとつまみ② *** 俺の発する言葉が様々に装飾されるようになったのは、物心ついた子供の時だ。 最初は、家族で川に行った時… -
[小説]スパイスひとつまみ②
・スパイスひとつまみ① *** 二学期になって三年一組の扉に触れた瞬間、その先の空気が違うことが痛いほどに伝わって来た。 抱いた違和感の正体を、皆休み明け… -
[小説]スパイスひとつまみ①
*** ごちゃごちゃとしている混雑した空間の中、半径二メートルだけは静謐とした厳かな空気が保たれていた。 どこか神秘的にも感じられる時間で、自分の心の奥底… -
[小説]はじまりの願い⑤
・はじまりの願い① ・はじまりの願い② ・はじまりの願い③ ・はじまりの願い④ *** 「良いイベントになったんじゃないか?」 祭りの後のような静寂に包まれる体育… -
[小説]はじまりの願い④
・はじまりの願い① ・はじまりの願い② ・はじまりの願い③ *** 「飼育小屋で何かあったの?」 切羽詰まった杏奈に手を引かれてやって来た飼育小屋。 小学生にと… -
[小説]はじまりの願い③
・はじまりの願い① ・はじまりの願い② *** 昔の私は、お姫様のように我が儘だった。 世界は自分のために回っていると本気で思っていたし、私がやろうとするこ… -
[小説]はじまりの願い②
・はじまりの願い① *** 「はぁ、ほんっと激務」 先生の仕事というのは、担任を受け持って児童の面倒を見ながら、黒板の前に立っているだけではない。 全教科分… -
[小説]はじまりの願い①
*** まるで自分自身がヒロインになったかのような経験を、人生の中で誰でも一度は経験するだろう――。 私も、その一人だった。 物心ついた時から高校に入った… -
[小説紹介]12月の短編小説は
こんにちは。岩村亮です。一年というのはあっという間で、残すところ一か月になってしまいました。皆さまは良い一年にすることが出来たでしょうか。まだ一か月残されて…